2013.01.24(Thu)
引っ越しをした。
17年間、お世話になってた家。
借家だったが、テラスハウスだから二階建てで、結構広い家だった。
大家さんの娘さんは音楽家で、ハープを弾いていた。
私の家の隣に、娘さんの練習場があり、
奥まったところに建っていたこともあって、昼間も夜も、割りと静かだった。
たまに、誰も居ない家に1人で居ると、ポロポロと娘さんのハープの音が聴こえてくるものだった。
私はその音が好きだった。
流行りの曲をやったり、私の知らない曲をやったり。
1番心地よく聴けるのが父親の部屋だったから、学校から帰ってきた夕方あたりに部屋の床に耳を押し付けて目をつむってまどろんでいたものだった。
今でも体調が悪かったり、辛かったりすると、どこかしらからその音が聴こえてくるような気がする。
ありえないことだけど、私はあの音に助けられていた。
マンションでハープを弾く人なんて居ないけど、またどこかであのハープを、床に耳を押し付けて聴きたいものである。
17年間、お世話になってた家。
借家だったが、テラスハウスだから二階建てで、結構広い家だった。
大家さんの娘さんは音楽家で、ハープを弾いていた。
私の家の隣に、娘さんの練習場があり、
奥まったところに建っていたこともあって、昼間も夜も、割りと静かだった。
たまに、誰も居ない家に1人で居ると、ポロポロと娘さんのハープの音が聴こえてくるものだった。
私はその音が好きだった。
流行りの曲をやったり、私の知らない曲をやったり。
1番心地よく聴けるのが父親の部屋だったから、学校から帰ってきた夕方あたりに部屋の床に耳を押し付けて目をつむってまどろんでいたものだった。
今でも体調が悪かったり、辛かったりすると、どこかしらからその音が聴こえてくるような気がする。
ありえないことだけど、私はあの音に助けられていた。
マンションでハープを弾く人なんて居ないけど、またどこかであのハープを、床に耳を押し付けて聴きたいものである。
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